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2014.04.06 Sunday author:ryumurao

「プロボノ」と「ボランティア」の違い (前)

小さな会社のブランド戦略 ‐ STARBRAND 村尾隆介


「成長しきってから社会貢献」

「社会貢献は同時進行」

前者の考えをする人も経営者の中には多いですが、僕は断然後者です。


その理由というか影響は、僕がそもそもアメリカ育ちであることが大きいです。


アメリカのアッパーミドル以上の層は、社会貢献活動にとても熱心です。


それを目の当たりにしながら育ってきたら、誰でも自然と社会貢献的になります。


実際、僕の中学・高校のアクティビティや部活は、多くがOB・OGや地域の方の寄付に支えられていました。


大学のキャンバスの建物も、ほとんどに寄付者(卒業生など)の名前が付いています。


お世話になった学び舎、エリア、業界、イベントにGIVE BACKすることを、僕は普通にかっこいいことだと思っていましたし、今もその考えは変わっていません。


そして、この考えを持ち続けたことは、特に僕の社会人生活におけるモチベ管理の部分で、多くのプラスにつながりました。



「絶対に大人にお世話になったところに貢献をするんだ。しなきゃいけないんだ」


僕が何とか手にすることができた、それなりの社会的・経済的な成功の一因は、この考えが常に頭にあったからです。


自分自身のためだけではない。

「育ててくれた人や場所、機会に恩返ししたい」

「お世話になった人たちに成長を見てもらいたい。喜んでもらいたい」


このように“自分枠”を超えた、少しだけ大きなビジョンがあったことが、今の自分をつくっている源。振り返って、本当にそう思います。


実際、僕の最新刊の書籍は、その印税の一部が母校であるネバダ州立大学に寄付されることになっています。



寄付行為だけが偉いわけではありません。

それだけが尊いわけではありません。

もちろん汗をかき、自分の時間を使って行うボランティアも、すばらしいことです。


そして、それももちろん僕はやっています。

それは僕の書籍の中に多々書いています。

だから、今日はそれに触れずにいきましょう。



今日、みなさんにお伝えしたいのは「プロボノ」の重要性です。


先日も外国人の友人が、「RYUのプロボノに費やす時間とエネルギーはすごいな」と少々引き気味にいっていましたが、僕は正確にいうと、このプロボノというものを多く行っています。


「プロボノ」という言葉を聞いたことがありますか?


「ボランティア」は、不得意なこと・やったことがないことも含め(時には得意なこともあると思いますが)、自分の時間とエネルギーを無償で提供するというものです(たとえばビーチクリンナップとか。あなたがビーチクリンナップのプロじゃなければ)。


対して「プロボノ」は、自分がプロとして持っている技術や知識を、無償で提供するという棲み分けがあります。


たとえば、プロのライターの方が持っている経験や技術を、どこかの団体のために無償で提供。つまり、無給で提供をしたら、それは「プロボノ」になります。


僕だったら、どこかで無償で講演をしたり、ブランド戦略の相談にのったり、デザインやキャッチコピーを提供したり、記事を書いたり、英語の文章をつくってあげたり・・・ということをやったら、それはプロボノです。


通常は、これらで僕は食べ、税金を払い、スタッフに給料を渡し、会社を維持しているわけですが、それが学生やNPO・NGOの場合、もしくは社会的にサポートが必要なところに対しては無償で行うことが多くあります。



「どうだ、すごいだろ!?」ということではありません。


ひとつは、「あなたも、ぜひプロボノを誰かのためにやってください。社会との接点を、そうやって増やしていきましょう」ということ。


もうひとつは…、これは主に僕が教えるという立場に立っているスターブランドCLUB…、その会員の方々に伝えたいことですが、プロボノをする際に、「あなたは何がプロとして提供できるかを、今一度考えてみましょう」ということです。ここを考えることが、結局はキャリアや、自分ブランドの形成につながるはずだからです。


次のエントリでは、僕が最近行ったプロボノを紹介します。

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