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2014.09.07 Sunday author:ryumurao

あとがき (『ビジネスは毎日がプレゼン。』より)

このブログでは、しばらくシリーズで村尾隆介の過去に書いた書籍の“あとがき”だけをお送りします。

本好きな方で「あとがきから読む」という方は少なくありません。

なぜなら、そこにこそ著者のすべてが映し出されていると考えている方が多いからです。

今、どうしてこのタイミングで、この企画をやるのかについては、またいずれ発表したいと思います。

ブランドに興味を持っている方のみならず、生き方と働き方の一致を模索している方にも、

きっとヒントにしていただけると思います。


スターブランド スタッフ一同

****

これがいつも「最後のプレゼン」と考えながら

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
私の話も、そろそろ終わりに近づいています。

私は、いつも「これが自分にとっての最後のプレゼン」と心で唱えながら、
その日の講演やセミナーに臨みます。

今、私は年間およそ100本の講演・セミナーを全国で行っていますが、
それがどんなに小さな会場でも、どんなにビッグイベントでも、
そのすべてに全力投球。

常に一生懸命です。

そのときに出来る最高のパフォーマンスを、
これまでのプレゼンで100%出してきたつもりです。

そして、その経験の中で実際、参加者の皆さんに喜んでいただけたこと、
またうまくいったことを、今回の書籍にまとめてみました。

これが今の私に出来る最高のパフォーマンスであり、
またプレゼンに関して持っているすべてのノウハウです。

これまで世にリリースされてきたプレゼン本とは、
ちょっと考え方が違うかもしれません。

でも、この本に書かれていることが、
ひとつでも皆さんの未来のプレゼンやキャリアにとってプラスになれば、
著者として、これほど嬉しいことはありません。

「挑戦権がもらえる」ということは幸せなことです。

私にとって、この本を書くのは大きな挑戦でした。

でも、「そのチャレンジが出来ることへの感謝」を一日たりとも忘れず、
むしろ「それを楽しむことが、挑戦権を与えてくれた人たちへのマナー」と考え、
今日まで執筆をしてきました。

そして今、それは最後を迎えようとしています。

本文の中でも繰り返しましたが、実際にプレゼンをするのはひとりだとしても、
時間を割いて聞きにきてくださった方はもちろん、当日まで準備に関わった人など、
感謝すべき人は実にたくさんいます。

一冊の本が世にリリースされるまでには、大変な数の人が関わっています。

私に最高の挑戦権をくださった同文館出版のスタッフ皆さん、
編集担当の戸井田歩さん、本当にありがとうございました。

この書籍は、最初の企画か2年の歳月を経て、今こうして書店に並んでいます。
その間、「絶対に村尾隆介の代表作にしたい」と何度も言ってくださいました。
大変な時間がかかりましたが、かえって「長い間一緒にお仕事できた」ということでよかったです(笑)。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。

それから、カバーデザインをしてくださった高橋明香さん。楽しい打ち合わせの数々、
そしてもちろん最高の仕事、本当にありがとうございました。
食事を中断して、常にメモをとる仕事熱心な姿が、いつもとても印象的です(笑)。

また、「本を読むというよりも、あたかも読者の方がプレゼンを聞いているような雰囲気の書籍にしよう」という想いを、私よりも遥かに深く考え、これ以上ない素敵なデザインとイラストで形にしてくださったホリウチミホさんと須山奈津希さんにも、心から感謝を、ここで示したく思います。
ありがとうございました!

そして、いつも私の可能性を信じ、応援してくれる両親にも、
ここで感謝を伝えたいと思います。

また、スターブランド社のスタッフ、そしてスターブランドCLUBのメンバーにも、
心からの「ありがとう」を伝えたいです。本当に、ありがとうございました。

過去にどこかで私の講演やセミナーを聞いてくださったことがある全国の皆さん、何度もリピートしてくださる皆さんにも感謝します。

いつも盛り上がってくださって、ありがとうございます。
これは、皆さんと一緒につくった本です。

近い将来、またどこかの会場でお会いできるのを心待ちにしています。

そして、最後に、ここまで読んでくださった読者の皆さん。
「ありがとうございました」という言葉では、とても言い表し切れません。

たくさんある本の中から、この本を手に取ってくださり、そして最後まで読んでくださり、
感謝の気持ちでいっぱいです。

私が楽しみながら執筆したことを感じてもらえれば、とても嬉しいです。

次のプレゼン機会という挑戦権を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
またお会いしましょう!

*****

最後に「いちばん大切な話」


私の講演やセミナーは、その日のテーマとあまり関係ない、
ちょっとした教訓話をして終わることが多いです。

どこかの国の昔話だったり、
いい感じの実話だったり、
それは時と場合によって違うのですが、
これも「プレゼンをしているように書いたプレゼン本」がコンセプトなので、
そんな風に終わっていければと思います。

実は、私は普段あまり本を読みません。

でも、心理学の研究結果や理論などはいつも気にしていて、
そういった雑誌の記事なんかにはよく目を通しています。

ビジネスやプレゼンの世界では心理学がとても重要。
統計や行動心理を活かせるシーンが、たくさんあります。

先日、スタンフォード大学のロス教授による、あるユニークな心理学の研究を耳にしました。

その研究が示したのは、「何か大切なことを人に伝える場合、
普通に話してしまうと相手はそれを忘れてしまうので、
最後にこんな言葉を付け加えた方がいい」というものでした。

いわく、その一言を会話の最後や別れ際に言われると、
人は気になって仕方がなくなり、
結果として言われたことを覚える傾向にあるといいます。

大切なことを相手に伝えたあとに、付け加えるべき一言は…、

「あっ、やっぱり、今話したことは忘れてくれないかな?」
というものです(笑)。

ですので、私も皆さんにこれをお伝えして、
この本を終わりたいと思います。

今日読んだことは、ぜんぶ忘れてください。

村尾 隆介

2014.09.05 Friday author:ryumurao

あとがき (『世界で活躍する人が実践している、自分の価値の磨き方』より)

このブログでは、しばらくシリーズで村尾隆介の過去に書いた書籍の“あとがき”だけをお送りします。

本好きな方で「あとがきから読む」という方は少なくありません。

なぜなら、そこにこそ著者のすべてが映し出されていると考えている方が多いからです。

今、どうしてこのタイミングで、この企画をやるのかについては、またいずれ発表したいと思います。

ブランドに興味を持っている方のみならず、生き方と働き方の一致を模索している方にも、

きっとヒントにしていただけると思います。


スターブランド スタッフ一同

****

世界的な自己啓発の権威である、
ドクター・ジョン・F・ディマティーニ氏。

各国の偉大なリーダーたちが読んでいる『ザ・ミッション〜人生の目的の見つけ方』(ダイヤモンド社)の著者として、また伝説の書籍『ザ・シークレット』(角川書店)に登場する人物として、ご存じの方も多いと思います。

年間200日以上も世界各地を講演でまわるディマティーニ氏、縁あって今年のはじめにお会いしました。

そこで伺ったのは、ディマティーニ氏は自分が死ぬ時に、自分に問いかける質問を決めているということでした。
それはこんな質問です。

「果たして自分は、自分に与えられた能力や機会をフルに活かしきり、やれることをすべてやってきただろうか?(I don't know about you, but I know the last day of my life, I would like to imagine that I am going to ask one question. Did I do everything I could do with everything I was given?)」

そして、ディマティーニ氏は、こう続けました。

「私は自信を持って“イエス”と言える (I know for myself, I want to be able to say ”Yes.”)」


私はこれを伺って、「自分はどうなのだろう」と、深く考えさせられました。
ブランド戦略の専門家として、第一線でがんばってきたつもりでしたが、いつの間にか自分の楽なポジションで、楽な人たちと、小さくまとまってしまっていたのではないか・・・。そう感じました。

「私にできることは、日本人に役立つ情報を海外からシェアし、日本の良さを世界に発信することじゃないか」

このように考えを切り替え、海外での活動や英語での講演など、以前よりも国際情報の発信を行うようになりました。
これが大きなターニングポイントになったのです。


ここで自分のコマを進めなければ、ディマティーニ氏の質問には「イエス」と答えられないなと素直に思ったのです。

すてきなインスピレーションを与えてくれたディマティーニ氏に、ここで大きな感謝を伝えたいです。
そして、その機会をつくってくれた大切な友人・喜多美里さんにも、同時に心からのお礼を伝えさせてください。本当に、ありがとう。

本書は、私が10年近くにわたりブログに綴ってきた内容を加筆・編集して制作しました。その私の公式サイト(ブログ)の運営・企画・デザインを担当したチームにも感謝を。
小針一浩さん、中村さつきさん、松尾幸治くん、スタートしたころが懐かしいですね。みんなのおかげで、これ以上はないというフィナーレを迎えました。
心から感謝しています。

執筆中に多々ブレストに付き合ってくださった斉藤朋子さん、中山恵里さん、望月里美さん、田中実子さん、鈴木まゆ乃さん、本当にありがとうございました。
ご迷惑をおかけしました。

書籍の中のインタビューに快く答えてくれた、武田双雲さん、早川洋平さん、午堂登紀雄さん、成田直人さん、秋竹朋子さん、長谷川裕也さん、能町光香さん、渡辺仁さん、野崎大輔さん、岩城みずほさん、廣田和子とNICのスタッフのみなさん、加えて石原明さん、鯨井智廣さんにも、ここで大きなありがとうを。
忙しいのにスピーディ。みなさん、さすがです。楽しかったです。僕が勉強になりました。ありがとう。

装丁を担当してくださったtobufuneの小口翔平さん、本文デザインの土屋和泉さん、本文組版の横内俊彦さん、こうして一緒にメッセージを届けられて嬉しいです。ありがとうございました。

今日まで苦楽を共にしてきた総合法令出版の時奈津子さん、そして彼女を紹介してくれた鈴木達文くん。
ここにひとつの大きな仕事を残すことができました。
ふたりのおかげです。最高のチームでした。ありがとうございました。

そして、「世界は広い」ということを、幼いころから教えてくれた両親に。
おかげで、こうして国境や言語も関係なく、毎日のように新幹線や飛行機に乗り、世界を飛びまわる生活ができています。たくさんの人たちを愛し、また愛されながら、しあわせな社会人生活を送ることができています。

すべては父と母が与えてくれた教育とメンタリティの賜物です。
本当に今日まで、未来を読みながら、いろいろ考え育ててくれてありがとう。

最後に読者のみなさんへ。

講演会場などで会う読者の多くの方々が、僕の書籍を全部読んでくださっていることを教えてくださいます。著者として、それほどのしあわせはありません。いつも本当にありがとうございます。


でも、単に読者と著者という関係ではなく、私はみなさんと一緒にいい時代をつくりたいと強く願いながら出版を重ねています。

同じ時代に生を受けたものとして、私はみなさんと一緒に、さらに世界から尊敬される日本を一所懸命つくっていきたいです。日本人としてのいいところを、仕事を通じて世界に発信していきたいです。

私たちも輝きながら、同時に社会を輝かせることができる大人になれたら最高です。このチームならば、きっとそれができるはずです。

明日からまた一緒にがんばっていきましょう。
自分の“のびしろ”を信じながら、もっとがんばっていきましょう。

日本のどこかで、みなさんと一緒に祝杯をあげる瞬間を夢見ています。
The world is a fine place and worth fighting for.

Ernest Hemingway


2013年 秋
ラスベガスにて
村尾 隆介

2014.09.03 Wednesday author:ryumurao

お知らせ

小さな会社のブランド戦略 ‐ STARBRAND
村尾隆介秘書 原三由紀


今日から、スターブランドCLUBの3ヶ月に一度の<THE FILM FESTIVAL>が福岡からスタートします!

スターブランド制作の小さなブランド会社のドキュメンタリー映像を上映します。
ブランド化された、といわれる会社がどんなことをやっているのか実際に映像で見て感じる。

そして、そこから自分の会社でも活かせるようなことをぜひ見つけていただきたいと思っています。

全国5拠点で上映していきますので、どうぞお楽しみに!

さて、ご要望をたくさんいただいていた、東京の<金曜夜の部>。
ご要望にお応えして、10月より復活することになりました。



年内のスケジュールは下記の通りです。

***************

<10月>
・18日(土)10〜12時
・23日(木)10〜12時
・24日(金)19〜21時

<11月>
・21日(金)19〜21時
・22日(土)10〜12時
・27日(金)10〜12時

***************

会場はすべ下記の会場になります。

T’s渋谷フラッグ(渋谷駅から徒歩5分)
http://www.ts-kaigishitu.com/wp-content/themes/ts/pdf/flag/map.pdf

ぜひご参加ください!

-------


そして、さらにお知らせを2点お伝えしたいと思います。
ビジネス界で人気のキャラクター「タイツくん」の生みの親であり、著書に(村尾隆介もお気に入り)『男のたしなみ(扶桑社)』などがあるスイスイ社代表の松岡宏行さん。

松岡宏行×村尾隆介の対談動画が今、配信されています。



Sui Sui channel
https://www.youtube.com/user/SuiSui1993/

村尾隆介が今なにを考えて、どう行動しているのか。全精力を注いで行っている山形県朝日町のブランド化とからめて、地域・役場・個人のブランディングについて語っています。

村尾隆介とは異なる視点をもった松岡さんの鋭い質問が、話をより深くおもしろく変化させていきます。今の日本の問題点や個人がどう生き、ふるまうべきなのか・・・までに話がふくらんでいきます。

あまりにおもしろく、好評だったため今後継続して対談&配信の予定になっています。
ぜひご覧ください!



そして、最後に。
9月14日(日)に村尾隆介がマラソン大会に出場します。
JustGiving(ジャストギビング)を通じて、広島の土砂災害支援のために走ります。

======

<村尾隆介コメント>

9/14に行われるRUNの大会で優勝を狙います。この挑戦に集まる寄付を広島土砂災害に!

http://justgiving.jp/c/10984

スケジュール上、最もはやく出場できた大会

9月14日(日)に東京は皇居で行われる<第15回 皇居Cityマラソン〜Supported by グリコパワープロダクション>。
最速で出場できる大会が、これでした。20キロのクラスに出て優勝を狙います。天候にもよりますが、予想フィニッシュタイムは「1時間15分(+−2分)」です。ヒロシマのサポートを促すユニフォームで出場します。
広島でお世話になった方々を思い浮かべながら走ります。

======

こちらは、今一緒にお仕事をさせていただいている長野県の食品関連会社<ミールケア株式会社>と共に、力をあわせて行っているものです。

http://www.mealcare.co.jp/


自分ができることを自分のできる範囲で、私も協力していきたいと思っています。
日本人にとって、少し遠く感じてしまう寄付やチャリティ。特別なことでなく日頃から当たり前のこととして行えるようになっていったらいいな。本当に普通のこととして普段から実践する村尾隆介と一緒にいて、そう思うようになりました。

みなさまにも、ぜひご協力いただけたらうれしいです!

2014.09.03 Wednesday author:ryumurao

あとがき (『今より高く売る! 小さな会社のブランドづくり』より)

このブログでは、しばらくシリーズで村尾隆介の過去に書いた書籍の“あとがき”だけをお送りします。

本好きな方で「あとがきから読む」という方は少なくありません。

なぜなら、そこにこそ著者のすべてが映し出されていると考えている方が多いからです。

今、どうしてこのタイミングで、この企画をやるのかについては、またいずれ発表したいと思います。

ブランドに興味を持っている方のみならず、生き方と働き方の一致を模索している方にも、

きっとヒントにしていただけると思います。


スターブランド スタッフ一同

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私は父がグラフィックデザイナー、
母は祖父の経営する「町の不動産屋さん」の後継者という家に育ちました。

「デザインで伝える」と「小さな会社を経営する」という環境が、
小さな会社の専門のブランド戦略コンサルタントという今の仕事に
つながっていることは間違いありません。

この仕事を「何だかあやしい」と思う人がいるようです。

コンサルタントは具体的なものづくりと違うし、
ブランドという測定しにくいものを扱うので、なおさらかもしれません。

そんな気持ちも理解できますので、コンサルティング先では社長室でなく、
オープンな場で話すことを心掛けています。

コンサルタントは経営者とだけ仕事をしがちですが、
私は50%を経営者、残りの50%を社員と一緒に仕事をするということを
ポリシーにしています。

現場と一緒に汗をかきながらブランドづくりに取り組んでいます。

小さな会社の多くは製品やサービスに自信を持っていますが、
それが伝わっていません。

だからこそ、コンサルタントとして「コミュニケーションのお手伝いをする」のが
私の立場です。成果を上げていく中で、この仕事を理解してもらいます。

ブランド戦略のコンサルタントに対する胡散臭さのようなものを変えるのもまた、
私の使命だと思っています。

自分の置かれている立場を客観的に考え、自分なりの仕事のスタイルを確立するという私の発想は、これからブランド戦略に関わる人にとって参考になるかもしれません。

「自分は優秀なコミュニケーターだ」という意識を持ち、取り組み続けてください。

例えば企業を訪問するとき、私は自分の着ていく服にもたくさんのメッセージを盛り込みます。

真面目一本槍の服装だったら「本当に伝え方が上手なのか」と疑われるかもしれません。

だからといって、いかにも戦略系コンサルタント風な太いネクタイにピンストライプのスーツだったら、「いくらこの人からとられるのか」と不安になります。

現場の人たちに安心してもらうために、
私は少しラフな格好で臨むことを心掛けています。

米国のある著名な食品会社の経営者は「会社をブランドとそれ以外に分割するならば、私は喜んでブランドのほうを選ぶだろう。工場や機械は全部あげてもかまわない。それでも私のほうがうまくやっていけるだろう」と語っています。

ブランドの意義を知る人は、ブランドこそが「何ものにも優る最も価値のある資産である」と気付いています。それは本書で記した「内向きの矢印」です。

そんな意識はどんどん広がっていて、
特にアジアの経営者はこのところ、ブランドづくりに注力してきました。

台湾ではOEM(相手先ブランドによる製造)を手掛けていた自転車のジャイアントやパソコンのエイサー、エイスースなどが自社ブランドで成果を上げています。

韓国のサムスン電子なども同様です。

日本のブランドは一時の勢いがなくなったといわれます。

それでも、日本には戦後、日本製品が世界各地で築いてきた信用力、信頼感という強みがあります。

小さな会社の経営者もこうした部分を生かしながらブランドづくりを進めてほしいと思います。

小さな会社は大企業に比べて地域に根差しているケースがたくさんあります。

ブランドづくりによって「小さくてもきらりと光る会社」 になることは、地域に対して勇気と活気をもたらすに違いありません。

地方では人口減少や少子高齢化という課題が進んでいるだけに、ブランドのもたらすインパクトはいっそう大きいはずです。

継続的な努力があれば、小さなブランドを築くことはできます。

小さな会社が、小さくとも輝くブランドになり、
たくさんのブランドオーナーが日本に誕生することを願っています。


村尾 隆介

2014.09.01 Monday author:ryumurao

あとがき (『変えるは会社の毎日のお仕事』より)

このブログでは、しばらくシリーズで村尾隆介の過去に書いた書籍の“あとがき”だけをお送りします。

本好きな方で「あとがきから読む」という方は少なくありません。

なぜなら、そこにこそ著者のすべてが映し出されていると考えている方が多いからです。

今、どうしてこのタイミングで、この企画をやるのかについては、またいずれ発表したいと思います。

ブランドに興味を持っている方のみならず、生き方と働き方の一致を模索している方にも、

きっとヒントにしていただけると思います。


スターブランド スタッフ一同

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リブランディングは新しい顧客づくり


この本は、これで終わりです。
ここまでの長いお付き合い、本当にありがとうございました。

ブランディングを、ずっと仕事にしてきた私たちは、
高級バッグやアパレルという意味ではありませんが、
当然“ブランド”が大好きです。

1日24時間ブランド戦略について考え、
それをお客さまのさらなる喜びのため、
もしくは会社・業界を前進させるために活かすことを、
毎日ビジネスの最前線で繰り返しています。

でも、あるときにふたりで話していて思ったのです。

「ブランディングをしましょう」「ブランドをつくりましょう」
というのは、これまで一生懸命やってきた会社・お店に対して
失礼にあたるのではないかと。

本書の冒頭でも触れましたが、意識しているかいないかは別として、
会社やお店には、現時点でもブランドがあります。

「ブランド=記憶のこと」という定義で考えれば、どこだって少なからず、
お客さまや業界から「覚えられていること」があるはずだからです。

だから、究極的にいえば「ブランドをつくる」ではなく、
どんな会社でもお店にとっても、それは「リブランディングを行う」が
正しい表現だと、私たちは考えています。

ブランド戦略、ブランディング、リブランディング、ブランドの刷新、
ブランドづくり…と、実に様々な表現を書籍の中ではしてきましたが、
行き着く先はいつも同じです。

「はじめからブランドをつくるという発想でいきましょう。
そうしたら、きっとうまくいくから」

これが私たちの伝えたいメッセージです。

そして、ことリブランディングに関していえば、
このメッセージも最後に付け加えておきたいです。

「リブランディングは新しい顧客づくりのこと」

ブランドの刷新を行うならば、絶対にこれを目指す。

新しいお客さま層が来てくれなければ、そのリブランディングは失敗。
このことをメンバーが一瞬たりとも忘れなければ、

それはきっといいリブランディングのプロジェクトになることでしょう。


星の数ほどある書籍の中から、この本を手に取ってくださって、
本当にありがとうございました。

皆さまの会社がリブランディングの話題で盛り上がり、
スタッフが一丸となって事業のさらなる進化に夢中で取り組んでいく姿を
夢みています。

最後になりましたが、東日本大震災の被害にあわれました皆さまへ、心よりのお見舞いを申し上げます。

一日も早く、また平和な気持ちで穏やかに過ごせる生活に戻れることを、
お祈りしております。

この書籍の印税は被災地の復興のために使わせていただきます。

私たちは、この本の執筆期間中にチャリティ講演を行うため一緒に岩手を訪れたのですが、そのときに現地でたくさんのビジネスリーダーの方々と意見交換をしました。
そして、私たちが今できることは何かを考えました。

結果、やはり私たちはスモールビジネスやブランドに関わるところで、今後は復興支援をするのがいいのではないかと考えました。

ですので、この書籍の印税は漁業の網で沿岸部の女性たちがミサンガをつくり、ネットを通じて全国に販売する活動で知られる「三陸に仕事を!プロジェクト」のさらなる飛躍のために使わせていただきたいと思います(www.sanriku-shigoto-project.com)。

このプロジェクトに関するレポートは、森川綵の会社のホームページもしくはブログで、また村尾隆介の会社のホームページもしくは本人の公式サイトで定期的に行っていきます。

ありがとうございました。

日本のどこかで、皆さまにお会いできる日を楽しみに待っています。
ぜひ、そのときは声をかけてくださいね。


森川 綵 ・ 村尾 隆介

***

日本にも必要なリブランディング戦略


まずは、この書籍の編集を担当してくださった朝日新聞出版の大崎俊明さんへ、
心からの感謝を述べたいと思います。

本当に、お世話になりました。ありがとうございました。

都内の書店で行われた私の講演会に足を運んでいただき、そこでお会いしたのが、はじめてでしたね。
その後、すぐに手書きのお手紙をいただきました。

そこで感じた熱意と誠意を、今も鮮明に覚えています。

企画の途中で震災もあり、脱稿までの時間が予定よりも大幅にかかってしまいましたが、
ようやくこうしてひとつの形になりました。

きっとスケジュールや各方面の調整などで苦労されたと思います。
本当に、ありがとうございました。


また、その講演会とは、この書籍にも再三登場する<中川政七商店>の13代目社長・中川淳さんと共に行ったものでした。
この場を借りて、中川淳さんにもお礼を伝えさせてください。

いつもさわやかな刺激を、ありがとう。同じ時代に生まれ、同じブランド戦略の世界で活動し、
同じく日本の小さな会社を何とか元気にしようと、日夜走りまわっている中川さん。
尊敬しています。これからも一緒に、ブランディングの力を駆使して、
日本をより良い方向に導いていけたらと思っています。
本当に、いつもありがとうございます。

そして、同じくブランド戦略の世界の住人で、
今回の書籍の共著パートナーを務めてくださった森川綵さんにも、
言葉では言い表せないくらいの大きな「ありがとう」を伝えたいです。

綵さんなしでは、この書籍は生まれていません。
ブランド戦略の専門家としての、そのセンスもさることながら、
人柄やキャリアの積み重ね方、会う人会う人を魅了するスター性…、
すべてを心底リスペクトしています。

このタイミングで出逢えて、本当によかった。
この出逢いは、私にとって宝のようです。

「ブランディングの力を、ビジネスのみならず、社会全体の“よりよい”のために使う」

いつも一緒にこう話しているように、今後もいろいろなことを共にできたら嬉しいです。
お疲れさまでした。そして、ありがとう。

タイプフェイスの渡邊民人さんとスタッフの皆さま、いつも素敵なブックデザインをありがとうございます。
もう、ずいぶんたくさん一緒にお仕事してきましたね。
これからもよろしくお願いします。

そして、読者の皆さま、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうして私の書籍を読んでくださったり、講演・セミナーに足を運んでくださる皆さまのおかげで、
私が専門とする「小さな会社のブランド戦略」も、今では日本のビジネス界全体に広く浸透するようになりました。

テレビや雑誌でも、「小さな会社こそブランド戦略」「ビジネスは、はじめからブランドを目指すのが大事」というフレーズを、
あちらこちらで見聞きするようになりました。

私にとって、これほど嬉しいことはありません。
この先、もっともっと日本の社会全体がブランド戦略の重要性に気づき、
ブランディングに関心を持ってくれたらなと思っています。

というのも、今後さらに加速すると思われるグローバリゼーションの中、
日本は持っている力を最大限に価値化していく必要に迫られるはずだからです。

国としても、会社として、はたまたひとりの人としても、これからの日本は、国際社会の一員として、
より高度なコミュニケーション能力が求められるようになってくるはずだからです。

そんなときに、私たち日本人の多くがブランディングという発想や手法を知っているか否かでは、
結果が大きく変わってくる。私は、こう考えています。

日本は、いいものをたくさん持っています。試しに世界中の人たちの中にある、
日本や日本人についての記憶を探ってみれば、その多くがポジティブなものであるはずです。
日本は紛れもなく優れたブランドです。

しかし、この本のテーマでもあったように、それにあぐらをかいていてはいけません。
いいものを残しつつ、常にブランドとしての刷新や発信を繰り返し、
新しい日本のファンを国内外に生み続けていかなければ、日本も安泰とは、この先とてもいえません。

今は日本もリブランディングが必要な時期なのかもしれません。

まさか「日本のリブランディングのために…」と、この書籍を手に取った方はいないと思いますが、
少なからず、これがひとつのきっかけとなって、ひとりでも多くのビジネスパーソンがブランド戦略に興味を抱けば、
それは小さくても偉大な一歩だと思います。

読者の皆さまと、一緒にいい時代をつくっていけることを強く願っています。
今後とも、よろしくお願いします。

最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました。

また、こうした活動を共にずっと続けてくれている仲間たちである、浜口隆則さん、
小針一浩さん、代永加世子さん、大石香織さんにも、感謝の気持ちを伝えます。ありがとう。


そして何よりも自分を生んでくれた両親に感謝します。
どうすれば人や社会の役に立てるのかを、幼いときから教えてくれたおかげで、
今こうして志を持って毎日仕事に取り組むことができています。本当にありがとう。


村尾 隆介

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